痩せると足も小さくなることがあります

痩せると足も小さくなることがあります

「痩せたら足が小さくなった気がするけれど、そんなことありますか?」結構多い質問の一つです。
健康維持のためのダイエットや、病気療養後など、様々な理由でやせることがあると思います。若い時、体重の増減があったとしてもあまり変わらなかった足の大きさが、年齢を重ねてから痩せたときに、足が小さくなったと感じる方は多くいらっしゃいます。

実感しづらい「足が痩せる」こと
足が痩せるといっても、あまり実感がわかないことが多いのには2つの理由が考えられます。
1つは普段から足を意識して触っている人が少ないことです。お風呂で体を洗う時以外で、足の指や裏、甲を入念に触ってチェックする人はほとんどいないでしょう。ですから、体が痩せたときに靴を履いて、靴が緩くなったと感じても、足が小さくなったかどうか、足を触ってもわからないのですね。
2つめは、体幹や太もも、腕などと違い、そもそもたくさんの脂肪や筋肉がついていたわけではないので、差が分かりにくいということも理由でしょう。

足が痩せても問題はないの?
たいていの場合問題ないと言えます。 意図してダイエットした場合も、意図せず体重が落ちて足が小さくなった場合も、再び体重が増えると足も元に戻ることでしょう。

痛くなったりタコ、魚の目が出来やすくなる
しかし、問題が起こることもあります。足裏の脂肪が減ってしまうことで足自体が本来持っていた脂肪クッションが失われると、骨が直接地面に当たっているような痛みが生じたり、タコや魚の目ができやすくなったりします。 その場合は、底の薄い靴やクッション性のない靴を履くことが困難になってしまうのです。

トラブルになった場合の対処法
痩せてしまったことが原因なので、体重を戻せば解決することがあります。問題なのは、体重が戻っても足が戻らない場合です。高齢になるほど、体重は増えたのに足は痩せたままになってしまうケースは増えると言えます。
このような場合には、脂肪の代わりに何らかの形でクッション性を補ってあげる必要があります。底が厚く、足当たりのソフトな靴なら痛くなくなるという場合もありますし、足の状況に合わせたクッション性を持たせたオーダーメイドインソールで痛みなく歩けるようになるということもあります。痛みやタコ、魚の目の程度によって変わってきますので、一概にどちらの方法が正解ということはないのですが、先ずは靴を変えてみるところから始めるとよいでしょう。

靴選びのポイント
自分一人で見つけるのは大変難しい作業ですから、相談できる靴店に事情を話して一緒に見つけてもらうとよいでしょう。
ポイントは、中敷きがただフカフカと柔らかいものに騙されないようにしましょう。その場は良くても、すぐにヘタってしまっては痛くて履けなくなってしまいます。靴の中に手を入れて触ってみて、適度な弾力があるけれども硬くはないものをみつけて、履いてみてください。フカフカではなく、弾力はあるけれど、履いて歩いても痛くないもの。この条件を満たせば、靴の金額は高くても安くても問題ないです。

インソールが必要な場合
上記のような条件を満たす靴はそれほど多くありません。ですから、デザインが仕事上履けないものだったり、好みでないことがよくあります。そんな場合にはインソールを作るほうがよいでしょう。可能であれば、足の状態に合わせてクッション性を色々と調整できるところで作ることをお勧めします。
また、インソールはきちんとした設計と技術があれば、単にクッション性を与えて痛みを軽減するだけでなく、現在の全身のバランスや状態を反映させて、いつまでも歩ける体でいるためのサポートをしてくれますので、単に足裏の痛みやタコのためというわけではなく、全身のためにもよい影響が期待できるでしょう。